カステラは吟味された新鮮な原料によって作られます。卵は産みたてのもの、砂糖は上白糖、小麦粉はふ質の少ない超薄力粉、そして水飴、蜂蜜が使われます。
自然の材料でタネを作ります。まず注意して割った卵に砂糖を加え泡立てます(共立て法)。さらに水飴と蜂蜜を加え、最後に小麦粉を入れてさっくりとミキシングします。
木枠に枠紙を張り白双糖を敷いてから(これが文明堂独自の歯ざわり)、こしたタネを木枠に流し込みます。そして高温の釜に入れて焼きます。
釜入れしてから途中で、3回中混ぜをします。中混ぜとは泡切りのことで、大きな気泡を取り除きます。しっとりキメの細かいカステラを作るためです。また、タネの表面には少し霧吹きをします。
釜入れしてから焼き上がるまで50分前後かかります。途中、釜の火をコントロールしたり、焼き加減のタイミングなどの見きわめが、職人の腕の見せどころです。
下火、上火の状態を調べ、焼き上がったカステラを半分に切り、光沢やキメ、しとりなどを厳重にチェックします。そして合格したものだけを木の番重に入れて一晩寝かせ、出来あがりです。 ※カステラの種類により多少異なります。
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